著)ヘルスケア・アドバイザー前田 義徳(マエダ ヨシノリ)
オミクロン株は低年齢層にも拡大し、お子様がいるご家庭の中には、保護者が会社を休まなければならないケースが数えきれないくらい増えています。
会社を休むにはもちろん「有給休暇」がありますが、求められる待機期間や介護する期間によって予想以上の日数が必要になってきます。
そこで、普段の有給休暇とは別に、濃厚接触者あるいはお子様のケアのために社員が休んでも、給与を支払う事業者に対して、その分を政府が払う制度があります。
それが、次の2つです。
ご存知でしたか?
実はこの制度は令和3年8月1日からあり、そして令和3年12月22日にアップデートされています。
そこで、教えてくれない重要なポイントを以下にまとめましたので、ご参考ください。
【重要:その1】
この小学校休業等対応については、「助成金」と「支援金」の2つがあること
■助成金の申請者は「事業者」
■支援金の申請者は、フリーランスなど委託を受けて仕事をされている「個人」
【重要:その2】
これらは、令和4年3月31日まで延長されていること
【重要:その3】
■助成金の場合:
日額上限額が、13,500円から15,000円に(←あえて教えてくれないポイント)
(※)申請の期間中に緊急事態宣言やまん延防止措置が実施された地域の企業が対象
具体的な計算式:
日額換算賃金額(15,000円)×有給休暇の日数
■支援金の場合:
日額上限額が、6,750円から7,500円に(←あえて教えてくれないポイント)
(※)申請の期間中に緊急事態宣言やまん延防止措置が実施された地域に住所を有する方が対象
具体的な計算式:
仕事ができなかった日×7,500円
【重要:その4】
申請書の提出は「郵送」と変わりませんが、申請書の提出先が変更になっていること(本文末をご参照ください)
みんなで助け合って、コロナ禍を乗り切りましょう!
事業主の方、そしてフリーランスなど委託でお仕事をされている方、申請をご検討ください。
従業員の方も、お忘れになっていたり、アップデートをご存知でない事業主の方もいらっしゃるかと思いますので、事業主様にお声がけください。
詳細およびダイレクトリンク先
■小学校休業等対応助成金
全般
リーフレット(PDF)
詳細案内(PDF)
提出先(PDF)
■小学校休業等対応支援金
全般
リーフレット(PDF)
詳細案内(PDF)
提出先:
〒137-8691 新東京郵便局私書箱132号
学校等休業助成金・支援金受付センター 宛 (厚生労働省の委託事業者)