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(※2023年7月の最新記事はこちらです)
オミクロン株BA.5による感染拡大が見込まれる中、欧米CDC等でも夏風邪やRSウイルスによる症状も増えてくると考えられています。今回の記事では、病気の違いを区別する方法と、お子様や高齢者を安全に保つために、保護者ができることをまとめています。
※BA.5の特徴や感染者数予測やピークアウト予測は、コチラの記事もご参考ください)
感染レベルの比較
ウイルス/細菌 | 感染レベル | 感染性 |
風邪 (ライノウイルス) | 弱い | 感染後2~3日でウイルスを放出 |
インフルエンザ | 中 | 症状が出る24時間前から発症し、発症して3日目ごろからウイルスを放出 |
オミクロン株 (BA.5, BA.2.75) | 強い | 症状が出る2~3日前にウイルスが放出 発症は感染した3日目ごろがピーク ただし、症状が出なくても(無症状でも)ウイルスが放出される |
RSウイルス (呼吸器合胞体ウイルス) | 強い | 症状は7~10日ほど続く 子供によっては咳が止まらない場合がある 咳が出るようになり、治るまで6週間ほどかかる場合がある |
・一般的な風邪はライノウイルスによって引き起こされます。
症状は、人によって異なりますが軽度の症状を伴います。
・インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされます。
症状は、高熱・咳・体の痛み・呼吸器症状を伴います。
・RSウイルスは呼吸器合胞体ウイルスによって引き起こされます。
症状は、風邪のように咳・鼻水のように現れますが、乳児の場合「肺炎」や「細気管支炎」を、50歳以上や心臓や肺に基礎疾患をもっている場合、合併症のリスクが高まります。
・BA.5およびBA.2.75はCOVID-19オミクロン株によって引き起こされます。
症状は、風邪の症状に近いですが、40℃近くの発熱や、重い咳、ノドの痛み、首・肩の痛みがあるのが特徴です。
感染期間と症状の比較
ウイルス/細菌 | 感染潜伏期間 | 主な症状 |
風邪 | 2~3日 | 咳 微熱 くしゃみ のどの痛み 鼻づまり |
インフルエンザ | 1~4日 | 発熱(40℃近くになる場合がある):3~4日程度続きます。 体の痛み 寒気 咳 疲労感 頭痛 のどの痛み 鼻づまり |
BA.5, BA.2.75 | 2~3日 | 発熱(40℃近くになる場合がある):2~3日程度続きます。 咳(重い咳) ノドの痛み(ツバが飲み込めない痛み) 倦怠感・疲労感(だるさ) 首や肩の痛み ※ノドの痛み、咳、倦怠感などは、9日目まで続く場合があります。 |
RSウイルス | 4~6日 | 咳 鼻水 くしゃみ 発熱 ゼーゼー |
具体的なノドの痛み等については、コチラもご参考ください。
まれに出る「赤い発疹」や「蕁麻疹」については、コチラもご参考ください。
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自宅で本格脱毛と美顔が1台で!「脱毛器ケノン」【豆知識】その症状が風邪なのか新型コロナなのか見分けるポイント① 例えば、「発熱」で見分けるポイントは、「温度」「継続性」「時間帯」です。 風邪での発熱の場合、39℃以上の熱はまれですが、BA.5の場合は40℃近くになる場合があります。 風邪での発熱の場合、市販されている総合感冒薬を服用して通常2または3日目で熱がひきます。 熱が夜になると上がり、それが2日~3日目まで続く場合はBA.5というのが特徴です。 【重要】 乳幼児期のお子様においては、38℃以上の発熱がある場合「熱性けいれん」が起こる場合があります。 もし、お子様が熱性けいれんを起こした場合、次の対策を行ってください。 ①けいれんが起きた時間(何時何分)を確認 ②衣服をゆるめる ③けいれんの様子をチェック(目の向きは?手足のけいれんは左右対称か?) ※その間、呼び起こそうとしたり、身体をゆすったりしないでください。 (2~3分で治まり、その後、いったん眠ってしまうことが多いので慌てないでください。) ④③のチェック後、かかりつけ医や「受診・相談センター」に連絡し、指示に従ってください。 ⑤5分以上けいれんがおさまりそうにない時は、救急車を呼びましょう。
【豆知識】その症状が風邪なのか新型コロナなのか見分けるポイント② 例えば、「鼻水」で見分けるポイントは、「黄色」か?「無色透明」か?です。 ・鼻水の色が「黄色」だったら「風邪=細菌感染」の可能性が高い。 黄色くなる理由は、細菌の死骸や細菌と戦ってくれた白血球たちが含まれるからです。 ・一方のBA.5は「ウイルス」なので、無色透明のサラサラとした鼻水となります。 これらは「痰(タン)」も同じで、粘り気があって色がついていたら細菌感染=風邪。無色だったら新型コロナウイルスによる感染の可能性が高いです。 ※特に、黄色、緑色、鉄さび色などの色がついた痰(タン)の場合、肺炎の可能性があります。このような色の痰があり、高熱(38℃以上)、悪寒、全身倦怠感、呼吸困難、息切れがある場合は、すぐに最寄りのかかりつけ医あるいは各都道府県が設置している「受診・相談センター」にアクセスしてください。
子供への感染頻度の比較
ウイルス/細菌 | 感染頻度 |
風邪 | 一般的 ほとんどの子供が1年に2〜4回風邪をひく。 喘息の増悪を伴うことが多い。 |
インフルエンザ | 一般的 2歳未満の子どもは重症化する危険性が高い。 |
BA.5, BA.2.75 | 10代以下にも増加傾向あり、無症状児も見受けられる。 通常、小児は症状が軽く、まれに感染後、数週間で小児多系統炎症症候群(MIS-C)を発症する場合もあります。 |
RSウイルス | 一般的 乳幼児は、肺炎や気管支炎(肺の小さな気道の炎症)など、重症化するリスクが高い。 |
感染しているかどうかを判断する方法は?
BA.5およびBA.2.75に感染しているかどうかの判断は、現在はPCR検査または抗原検査のみとなります。
抗原検査キットは「研究用」と「医療用」の2種類があり、ご家庭でセルフチェックとして使用する検査キットは「医療用」になります。
「医療用」は、薬局医薬品として取り扱われるものです。そして、検査キットには「有効期限」があります。
薬局で購入の際、薬剤師による必要な情報提供や薬学的知見に基づく指導を受ける必要があります。
インターネットで購入できる検査キットは「研究用」が多いので、お間違えないようお気を付けください。
【豆知識】抗原検査キットで気になる「偽陽性」「偽陰性」とは? COVID-19検査結果では、真陽性、真陰性、偽陽性、偽陰性という4つの結果が出ます。 「真」と「偽」はデスト自身の「正確さ」を指し、「陽性」と「「陰性」は「感染の有無」を指します。加えて重要なのが、真陽性率を「検査の感度」、真陰性率を「検査の特異度」です。 それぞれの計算式は別の機会に設けたいと思いますが、要するに「病気なのに陰性」と出るのが「偽陰性」、「病気でないのに陽性」と出るのが「偽陽性」となります。 その原因は、病気の特性、検査の特性、採取検体の不備、検査上の不備などが挙げられますが、最新の調査研究では陽性検査の0.05%が偽陽性と見積もられています。(2022年7月15日現在) 抗原検査キットの有効期限は、メーカーによって違いがありますが、6カ月~12カ月です。有効期限切れのものを使用すると不正確あるいは無効なテスト結果を得る可能性があります。 ご購入の際には、薬剤師による指導を受けご利用ください。
万全な準備を
これから夏休み等で、外出する機会が多くなると思います。外出先で急な発熱や痛みがあるのにスグに病院に行けないなどの時に、抗原検査キットの準備に加え、予め市販薬を用意しておくことをおススメします。
おススメは、お子様も服用でき即効性のある解熱鎮痛剤と熱吸収です。
幼児や小児に対しても服用できる「アセトアミノフェン」通称「カロナール」がおススメです。(ロキソプロフェンは、15歳未満の服用は認められておらず、胃腸障害などの副作用に注意する必要があるためです)
まとめ
今回の記事での大事なポイントは、私たち全員が子供たち、ご家族、そしてお互いの世話をするために理解を深め最善を尽くすことです。
ウイルス感染予防として、手を洗う、身体的な距離を保ち、マスクを着用するなどの対策をとりましょう。
[参考文献]
厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」
米国CDC「Similarities and Differences between Flu and COVID-19」
欧州CDC「Questions and answers on COVID-19: Basic facts」
東京大学医科学研究所「新型コロナウイルス感染症流行下では 10歳未満の小児のライノウイルス感染リスクが上昇した」
厚生労働省「医薬品販売制度」